診療案内
頻尿相談外来
排泄は生活の質に大きな影響を与えます。一言で「夜間頻尿」といっても、その原因は前立腺肥大や過活動性膀胱などの泌尿器科の病気だけでなく、心不全であったり、睡眠リズムの乱れであったりします。当院では内科と泌尿器科の両面からアプローチし、できるだけ夜間に眠れるよう、サポートしたいと考えています。
検査項目検尿/血液検査/膀胱エコー/胸部X線
まずは排尿日誌をつけ、客観的に評価することからはじめてみましょう。
排尿日誌のダウンロード
もの忘れ外来初診は要予約
認知症が心配な方、ご家族に対し、内科疾患をふまえての対応を行います。介護老人保健施設石きりでの認知症診療の経験を活かして、診断・治療だけでなく、病気としての考え方、対応の仕方についての助言・提案を行います。
診断においては自宅での様子や側にいる方の気づきがとても重要であり、あらかじめ症状に関する質問票への記載をお願いしています。初診では30分ほど時間が必要ですので、あらかじめ電話で予約をお願いします。
受診の際は、こちらの問診票をご記入の上お持ちください。
もの忘れ問診票のダウンロード
訪問診療・往診
自宅は最良の療養場所と考えますが、在宅ケアには患者さん自身の要望と支えるご家族の一致した意向や協力体制が不可欠です。信頼関係のもと、在宅療養の利点、弱点を十分理解いただいたうえで、はじめてスムーズに実現可能となります。自然な形での「過度になりすぎない医療」も選択肢の一つとして、できる限りお手伝いをしたいと考えています。
健康診断・特定健診
随時行っております。お気軽にお問い合わせください。
診療設備等車いすの方も対応可能となっております。
X線一般撮影
心電図
腹部エコー
膀胱鏡
骨密度
(超音波式)
(超音波式)
泌尿器の病気の症状
泌尿器科疾患を疑う症状として、下記が挙げられます。疑われる疾患により検尿、血液検査、エコー検査、レントゲン検査、膀胱鏡検査などを行います。
- 尿がでにくい、回数が多い
- トイレが近い、尿がもれる
- 尿に血がまじる
- 排尿時に痛みがある
- 横腹から下腹部にかけて急な痛みがある
- 陰嚢がはれる
頻尿
尿回数が多いことをいいます。
排尿回数は個人差が大きく、「正常」を決めるのは難しいですが、昼間は3-5時間に1回、夜間には通常0-1回、1日で4-8回程度といえます。頻尿とは1日の排尿回数が8回以上となった場合をいいますが、自分で排尿回数が多いと感じるときは頻尿といえます。尿量の増加または1回排尿の減少により生じるといわれます。排尿日誌を記録してもらうことで正確な評価ができます。
排尿困難
尿がでにくいことをいいます。
排尿に関する症状として排尿症状、蓄尿症状、排尿後症状にわけることができます。
排尿症状は「尿がでにくい」「尿の勢いが弱い」「尿をするのにお腹に力を入れる」などです。原因としては前立腺肥大症や神経因性膀胱が多く、膀胱まで尿がきているのに全く尿がでなければ尿閉といい、カテーテルとよばれる管をいれるなど緊急での対応が必要な場合があります
血尿
尿に血がまじることをいいます。
見た目で明らかに血が混じっている場合を肉眼的血尿といい、膀胱がんなどの重要な病気の可能性があるため早期の受診が望ましいと思われます。一方、目で見てわからないものの検診や人間ドックなどの尿検査で血がまじっている場合を顕微鏡的血尿といい、心配不要の場合も多いですが、一部に病気が潜んでいる可能性があります。